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【ワンピース】ヤマトとは?強さや能力|”麦わらの一味”入りが確定 その役割は・・・

ワンピースの登場キャラクター「ヤマト」の技や強さについてまとめています。ヤマトを詳しく知りたい方は参考にしてください。

この記事は、重大なネタバレが含まれる可能性があります。アニメ派の方や、本誌をまだ読み進めていない方が閲覧する際はご注意ください。

ヤマトとは?

”四皇”カイドウの箱入り息子

(『ONE PIECE』 984話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトは、”四皇”として恐れられる大海賊、百獣のカイドウの実子です。

生物学的な性別は女性ですが、光月おでんに憧れるヤマトは、自身の事を男性だと公言して憚りません。

本記事では、便宜上ヤマトのことを男性として扱います。

光月おでんへの憧れ

幼少期に光月おでんの「航海日誌」を拾ったヤマトは、そこに記されていたおでんの生き様に強い感銘を受けました。

以降のヤマトは、おでんへの強い憧れから、自身をおでんだと名乗るように。

一人称が”僕”であり、男性として生きているヤマト。しかし、性自認が男性だというわけではなく、尊敬して止まないおでんが男であるから男を自称しているようです。

ヤマトの現在状況はこちら

麦わらの一味の画像
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ヤマトの性格・魅力

実直な性格

ヤマトは、彼が尊敬して止まない光月おでんの如く、実直で豪胆な人物です。

”四皇”百獣のカイドウを親に持ち、屈強な海賊たちに囲まれて過ごしてきたヤマトですが、その性格は生育環境からは想像できない程にまとも。

それもひとえに、光月おでんという圧倒的なカリスマへの憧れによるものでしょう。

しかし、そんなおでんへの憧れが強すぎる点は玉に瑕。

おでんを自称して暴れまわる様は、事情を知らない人物から見ると、奇人でしかありません。

ヤマトの強さ・能力

高い身体能力

ヤマトは、後述する悪魔の実の能力を使わずとも、”四皇”率いる海賊団の幹部級の実力を持っています。

使用する武器は、棍棒「建(タケル)」

カイドウの棍棒よりはやや細いながらも、ヤマトの覇気が篭った一撃は強力そのもの。

雷鳴八卦

(『ONE PIECE』 983話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトは、実父・カイドウと同じ技「雷鳴八卦」を使用することが出来ます。

その威力はカイドウには劣るものの、うるティに十分なダメージを与える程の強力さ。

カイドウの血統を感じさせる、強力な一撃です。

鳴鏑

(『ONE PIECE』 1024話 尾田栄一郎 / 集英社)

”鳴鏑(なりかぶら)”は、棍棒「建」を振り抜くことで起こる衝撃を、任意の方向に撃ち出す技です。

ある程度の威力に加えて中距離射程と、汎用性の高い技という印象を受けます。

その他の技

”金剛鏑(こんごうかぶら)”
”神速 白蛇駆(はくじゃく)”
など

悪魔の実

(『ONE PIECE』 1019話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトは、”イヌイヌの実”幻獣種 モデル”大口真神”を口にしており、神狼の姿になることが出来ます。

特徴としては、動物系悪魔の実にみられる身体強化のみならず、氷や冷気を操ることが出来る点でしょう。

以下からは、ヤマトが悪魔の実の力を用いて放った技をご紹介します。

無侍氷牙

(『ONE PIECE』 1020話 尾田栄一郎 / 集英社)

人獣型のヤマトが放った”無侍氷牙(ナムジヒョウガ)”は、冷気のブレスを放つ技です。

その威力は、カイドウの”熱息(ボロブレス)”を相殺する程

鏡山

(『ONE PIECE』 1025話 尾田栄一郎 / 集英社)

”鏡山(かがみやま)”は、相手の強力な技から自身を守ることが出来る技です。

作中では、カイドウと”雷鳴八卦”を撃ちあった際に”鏡山”を使用。

身代わりは粉々に砕けたものの、ヤマト自身は大きな怪我を負うことなく攻撃を耐え切りました。

その他の技

”氷諸(ひもろ)斬り”
”馬幻刃(まほろば)”
など

覇気を習得している

ヤマトは、武装色、見聞色に加えて、覇王色の覇気も使用することが出来ます。

無意識のうちに覇王色の覇気を覚醒させていたヤマトは、以降20年の時を経て、”覇王色を纏う”段階にも至っている様子。

(『ONE PIECE』 1025話 尾田栄一郎 / 集英社)

カイドウとの戦闘など、技の随所に”黒い雷”のほとばしる様子が描かれています。

ヤマトと関係の深い人物

カイドウ

(『ONE PIECE』 1024話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトの実父であり、彼に”枷”をはめた人物です。

カイドウは、ワノ国の将軍としてヤマトを据えようとしていたため、ヤマトが国外へと出向することを許しませんでした。

したがって、そんなヤマトを鬼ヶ島へ縛り付けるため、島外へ出た場合爆発する”手枷”をヤマトに装着します。

また、度々自身に挑むヤマトを返り討ちにしており、そんな日々は、ヤマトが力をつけるきっかけにもなりました。

四皇カイドウの画像
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光月おでん

20年前、光月おでんの壮絶な最期を見たヤマト。

その後、燃える九里城で”航海日誌”を拾ったことで、おでんや”海”への憧れを本格化させます。

その強い憧れは、おでんを自称し、おでんとして生きる事を強く覚悟するほどです。

光月モモの助

(『ONE PIECE』 1046話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトが憧れる光月おでんの実子であり、庇護対象。

おでんを自称するヤマトにとって、ある意味では息子のような存在です。

おでんの航海日誌を読んだことで、モモの助の何らかの”役割”を知っている節があり、「世界を”夜明け”に導くのはキミなんだよ!!!」と奮い立てました。

エース

(『ONE PIECE』 999話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヤマトは、かつてカイドウを討ちに来たエースと矛を交えています。実力差は拮抗しており、戦いの結果は両者痛み分け

激しい戦いの後は意気投合し、酒を酌み交わすこととなった2人は、若手の海賊やルフィ、おでんの”航海日誌”についての話題で盛り上がりました。

なお、ヤマトはエースの”ビブルカード”を作成し、別れ際に手渡しています。

それから時が経ち、エースの”ビブルカード”は消失。やがて世界を揺るがす”頂上戦争”についての新聞を入手したヤマトは、エースの死を知るのでした。

ヤマトの来歴と懸賞金の推移

ヤマトの懸賞金

現時点でヤマトの懸賞金は不明です。

幼少期から島外へ出ることを禁じられていたため、海軍から認知されていない可能性も考えられます。

もし彼に懸賞金が懸けられた場合、”カイドウの実子”という事実に鑑みれば、少なくとも億越えは固いでしょう。

偉大なる航路後半

ワノ国編

ヤマトが本格的に登場するのは、『ワンピース』983話からです。

自身を”海”に連れ出してくれる海賊として、以前から”麦わらのルフィ”をマークしていたヤマトは、うるティから助け出す形でルフィと邂逅。

自身がカイドウの息子であることを告げると、そのままルフィを担いで走り出しました。

 

その後、ルフィとの協力を取り付け、「ワノ国」の民の為に戦う意思を示したヤマト。

天上決戦の序盤から中盤では、しのぶと共にモモの助の護衛を務めました。

また、物語終盤では、回復まで時間を要するルフィの為、実父・カイドウを引き留める役を買って出ています。

”イヌイヌの実”幻獣種 モデル”大口真神”の力を用いて、力の限りカイドウを抑えたヤマト。

そんな彼の踏ん張りがあってこそ、後のルフィの勝利があったと言っても過言ではないでしょう。

また、天上決戦の決して後は、疲れ果てて空中から落下するルフィを抱き止めており、”四皇”相手に”討ち入り”を成功させたルフィとモモの助に、心からの賛辞を送っています。

ヤマトについての考察

麦わらの一味に加入?

(『ONE PIECE』 1016話 尾田栄一郎 / 集英社)

登場初期から海への憧れを口にしており、”麦わらの一味”入りを熱望していたヤマト。

自身を縛り付けていた手枷が外れ、父親たるカイドウという枷も消え去った今、彼を縛るものは何もありません

したがって、ワノ国”天上決戦”を経てその想いに重大な心変わりが生じていない限り、麦わらの一味”入りが濃厚であるように思えます。

ヤマトは、おでんの航海日誌を見たことで、おでんや”海”に強い憧れを抱きました。

そんな彼の役割としては、”麦わらの一味”の日誌係が相応しいのではないでしょうか。

ヤマトは”覇王色の覇気”も習得しているうえ、素の戦闘能力も四皇幹部並。戦闘員としても申し分ありません。

”麦わらの一味”に加入したヤマトの活躍が楽しみですね!

(追記)

ワノ国編の最終盤、ヤマトは”麦わらの一味”の仲間としてワノ国に残る意思を表明しました。

ともに海に出ることこそしなかったものの、今後の再登場が望まれます。

おでんの航海日誌を読了

ヤマトは、”聖書(バイブル)”としておでんの航海日誌を大切に持ち歩いています。

航海日誌を読了しているヤマトは、ロジャーの述べた”言葉”や、おでんがロジャー海賊団在籍中に経験した冒険を全て知っている様子。

もし彼が”麦わらの一味”に加入する場合、船長であるルフィの性格上、その知識が活かされることはないことと思われます。

とはいえ、おでんやロジャーの冒険譚を知る貴重な人物として、ヤマトが今後の物語の鍵となることでしょう。

ヤマトのプロフィール

年齢 28歳
誕生日 11月3日
星座 さそり座
身長 263cm
血液型 F型
出身 不明
好物 おでん、サーモン(生まるかじり)
CV 早見沙織

 

(C)尾田栄一郎
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