夜人012話のネタバレ
マンガワン連載「夜人」の概要
空木と高条は仲の良いごく普通の男子中学生だった。
だがある日突然、幽体離脱してしまう。
「夜人(やじん)」と呼ばれるその姿は、夜にだけ使える。
自由に空を飛び、壁をも通り抜けられる。
人には見えず、のぞきもやりたい放題の夢の姿。
たが「幽霊が見える」少女・恩田衣子に、招待を見破られる。
そして時を同じくして自分たちも幽霊を見ることができ、さらには触ることすらできることに気づく…。
果たして「夜人」とはいったいなんなのか?
迫りくる夜の恐怖の住人たちに立ち向かえるのか?
謎を抱えたままの少年少女たちは、今日も夜の冒険に出かける。
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012話のネタバレ
空木と高条はじゃんけんをして、勝ったほうの言うことを聞くことにした。
勝ったのは空木で、まずは高条のカラダを取り戻すことにする2人。
うのうの繰り返しながら襲いかかってくる高条のカラダを見て、衣子は失望し涙を浮かべる。
高条がふざけているのだと思いこむ衣子は、友達だと思っていたのにひどいと言う。
こんなことするのは友達じゃない、高条なんか友達じゃないと叫ぶ。
それを上空から聞いた幽体離脱中の高条は、困惑して声をあげる。
声に反応して見上げると、高条がもう1人いて衣子も困惑する。
衣子の目の前にいるのは、ウノ子だと警告する空木。その声に反応するかのように、高条のカラダ(ウノ子)が衣子へと襲いかかる。
以前、部屋にいて眠りを妨げてきた頃のことを思い出し、衣子は襲いかかってくるウノ子に全力でビンダする。
ふっとばされる高条のカラダ。
衣子はずっとウノ子を殴りたかったが、高条のカラダだからビンタで済ますという。
前に高条が衣子の胸を触った時は、腹をグーで殴られたけどと高条が尋ねると、あの時は”まだ”友達じゃなかったからと返す衣子。
衣子は高条のカラダからウノ子が出ていくように懇願する。
夜人いわくウノ子を追い出すことはできるが、高条の霊子線(カラダと霊体を結びつける線)はもう切れていて戻れないため、追い出したところでそのカラダは使い物にならないのだという。
衣子がふと、霊子線を結んでいいかと聞く。
結べるものならと言う夜人をよそに、衣子はいとも簡単に高条の霊体とカラダの霊子線を結んでしまう。
線をつないだことに驚愕した夜人は、他の夜人がしたように衣子へとひれ伏す。
またもひれ伏された衣子は、うんざりとした顔をしてウノ子をカラダから追い出す方法を聞く。
夜人によると、
・カラダが死ねば廃霊は出ていく
・あるいは強い霊力で吸収して引き剥がす
のどちらかで、廃霊を追い出すことができるのだという。
衣子は夜叉であるため強い霊力を持っているらしく、引き剥がせる可能性があるようだ。
どうやって引き剥がすのかと聞くと、口から吸い上げるよう夜人は言う。
つまり、高条の口に直接衣子の口をつけて吸い上げるということになる。
困惑する一同。13話へと続く
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