サラは後ろを向きながら、神山に謝り始めた。
光は、神山が初めて信頼しかけた男なのに、そんな人を一方的に悪者扱いしてしまったことを悔いていたのだ。
神山がそれをフォローしようとすると、サラはそれでも神山が感情的に人をかばったのを見て安心したという。
さよならミニスカート3話「第3回」のネタバレと結末
少年ジャンプ+&りぼん連載「さよならミニスカート」の概要
学校で唯一、スカートを履かずスラックスで通学する仁那が抱える、誰にも言えない秘密とは!?
かつてない衝撃のドラマが幕を開ける!——このまんがに無関心な女子はいても、無関係な女子はいない。
これまでのネタバレ
3話「第3回」のネタバレ
サラは後ろを向きながら、神山に謝り始めた。
光は、神山が初めて信頼しかけた男なのに、そんな人を一方的に悪者扱いしてしまったことを悔いていたのだ。
神山がそれをフォローしようとすると、サラはそれでも神山が感情的に人をかばったのを見て安心したという。
アイドル時代の雨宮花恋は、どんなことがあってもアイドルを崩さず「人間じゃない」と思われていた。
場面は、花恋が13歳の頃初めての握手会をしたときに遡る。
握手会で花恋を罵倒し始めた男性ファンがいたが、そんな相手にも笑顔で対応する花恋。
周りの人たちは皆、花恋を見て尊敬と恐れの感情を見せていた。
ピュアクラのメンバーたちですら、花恋の天性のアイドル性を見て呆然としていた。
しばらくして、他のアイドルグループのメンバーが「彼氏とのデートがバレる」というスキャンダルで脱退するという報道が流れる。
ピュアクラのメンバーは、ちゃんとした彼氏なのにかわいそうと言うが、花恋は「その人はもうアイドルじゃない」と冷たい表情で言った。
それを見たサラは、花恋は人間の感情を捨ててアイドルとしての役割を全うしているのだと理解した。
自分のことだけではなく、周りの人のことも人間と思っていないから何を言われても笑顔でいられるのだと。
だが、今の花恋(神山)はちょっとしたことで傷ついて、心を動かされている。
そんな花恋がちゃんとした人間みたいで、サラはそっちのほうが好きだとつぶやき眠りに落ちる。
サラの言葉を聞いた神山は、アイドルではない今の自分なんかをなぜ好きというのかと悲痛な顔で訴える。
しかし言葉に応えるサラはすでに眠っていて、神山の言葉だけが暗闇にこだまする……。
3話第4回へと続く。
これまでのネタバレ
次の話のネタバレ
https://bookwiz.me/sayonara-mini3-4
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。
▶さよならミニスカートを読むならこちらから(少年ジャンプ+)