前回「その後どうか」と聞いてきていたのは、同じアイドルグループだった元ピュアクラブのメンバーだった。
神山仁那の初恋相手が誰だったのか気になるとのことで、朝から電話してきていたのだ……
さよならミニスカート2話「第2回」のネタバレと結末
少年ジャンプ+&りぼん連載「さよならミニスカート」の概要
かつてない衝撃のドラマが幕を開ける!
——このまんがに無関心な女子はいても、無関係な女子はいない。
2話「第1回」のネタバレ
2話「第2回」のネタバレ
前回「その後どうか」と聞いてきていたのは、同じアイドルグループだった元ピュアクラブのメンバーだった。
神山仁那の初恋相手が誰だったのか気になるとのことで、朝から電話してきていたのだ。
神山は初恋なんかじゃないと言うが、全く話を聞いてもらえず、その「初恋相手」である光の話を掘り返される。
あれから1週間なにもなかったという神山に、信じられないと声をあげる元メンバー。
毎日「おはよう」と言えと神山にアドバイスしたのに、この反応だったため呆れているのだ。
(ちなみに、1話「第5回」で神山は光におはようと言っている)
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1週間前――
周りの男がグラビアを見て興奮しているのを見ながら、女子たちは男なんてサイテーと声をあげている。
神山も男なんて……と同調するが、光の部活風景を見てドキッと鼓動が高鳴ってしまう。
ドキドキしながらも、おはようと声をかけようとすると光の友達に先を越されてしまう。
その友達が光の読んでいる雑誌を見ると、すごく胸の大きいアイドルが載っているページを開いていたようだ。
それを見て「すげー胸」と大きな声をあげる友達。
そして、やっぱり胸だよねとつぶやく光。
神山はそれを見て、ドン引きする。
その1件があって以来、神山は光を無視しているらしい。
話を聞いて、小学生かと電話先で爆笑するピュアクラ元メンバー。
そこへ、TVのニュースで女性専用車両についての特集が流れてくる。
聞き覚えのある声がTVから流れてきたため画面を見ると、未玖がインタビューに応対していた。
未玖は、自分は女性専用車両じゃなくても良いと回答している。
女の人だけで1両使うのは申し訳ないのだという。
その発言が「私は普通の車両でいいです」というキャプションと共にTwitterで拡散され、2万RTを超えていた。
それを見て男たちは未玖に優しいと褒めつつ、女性専用車両に乗りたいと答えた女性に対しては辛口なことを(ブスに限って自意識過剰)言っている。
そんな中教室へ光が入ってくる。
未玖が我先に近づいていき、光にベタベタとくっつき始める。
それを見て神山は、引き気味の表情を浮かべながらそっぽを向いてどこかへ行ってしまう。
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女子更衣室で未玖たちが着替えていると、辻という小さな女の子が未玖に話しかけてくる。
辻は、先ほど未玖について話していた男の会話を苦々しい顔で見ていたおとなしそうな子だ。
やっぱりいいと言いよどむ辻に周りが加勢し、代わりに話し始める。
辻は気弱で小柄なため痴漢に遭いやすく、女性専用車両ができて喜んでいた。
しかし未玖のTVでの発言により、女性専用車両が使いづらくなってしまうのだと言う。
未玖の発言により「女性専用車両に乗るのはブスだけ」という風潮が、学校でも広がってしまっているようなのだ。
それを聞いた未玖は、自分の発言なんか気にせず「辻は女性専用車両に乗ればいい」と励まし始める。
痴漢をする一部の人間が一番悪いわけであり、自分に文句言ってもどうしようもないのだと。
辻の友達が食い下がる中、辻は自分が気弱なのが悪いからと話を終わらせる。
それを神山は憂いを帯びた顔で見つめ、しかし何も言わない。
先ほど未玖が言っていた「危害を加えてくるのは一部の人だけ」という発言を思い出し、そんなのわかっていると独白する神山。
しかし、実際に被害に遭った側からすると、そんな気楽に構えてはいられないのだ。
1人で下校していると、何者かが神山の肩に手をかける……!2話「第3回」へと続く。
2話「第1回」のネタバレ
2話「第3回」のネタバレ
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