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新感覚ミステリ漫画「薬屋のひとりごと」が面白い!大ヒットした3つの理由を解説

今話題の新感覚ミステリ漫画「薬屋のひとりごと」の面白さを解説。なぜ人気なのか、なぜヒットしたのか、どこが面白いのかを考察しています。

「薬屋のひとりごと」とは?

宮中の薬師が繰り広げる謎解き物語

薬屋のひとりごとの画像

ビッグガンガンで連載中の話題の漫画「薬屋のひとりごと」。宮中で働く薬師の「猫猫」が、自身の知識を駆使して次々と事件を解決する、ミステリ漫画です。

「小説家になろう」に掲載されていた物語を原作としており、根強いファンも多く今でも人気を博しています。

「薬屋のひとりごと」のあらすじ

中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるこという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。
持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める元薬屋の少女・猫猫(マオマオ)の好奇心が、宮中を動かす──…!?

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「薬屋のひとりごと」が面白い3つの理由

主人公「猫猫」の圧倒的な魅力

聡明さで事件を次々と解決

薬屋が事件を解決に導くシーン

本作の主人公「猫猫」は非常に切れ者であり、薬の調合もでき、文字も読めるほど博識です。

薬師としての知識と鋭い洞察力で次々と解決していく姿は、見ていてとても爽快な気分になります。

また、推理を巡らせる際には、昔の文化や薬の知識をふんだんに話に盛り込むことも多く、読んでいて勉強になる点も多いです。

もっと猫猫の推理を見たい」という気になってしまうほどの魅力が、猫猫にはあります。

「狂気の科学者」のような面もある

毒蛇に噛ませた跡

猫猫は大の実験好きであり、狂気の科学者(マッドサイエンティスト)的な性格も兼ね備えています。

実験結果の確認のために、自分の腕を毒の蛇にわざと噛ませるなど、他人が引くような行為も易々とやってのける猫猫。

ただ聡明なだけでなく、常人離れした変なところがあることで、余白のあるツッコミやすい主人公になっています。

テンポよく展開される謎解きが面白い

宮中で起きた事件のテーマ

宮中での事件を薬に絡めて謎解いていくのが、本作の大筋となるストーリー。ミステリ系なので難解だと思われがちですが、読んでみるとその展開の速さに驚きます。

そもそも事件発生から解決までは、1〜2話程度で描かれる場合が多いです。そのため、ミステリなのにもっさり感はなく、テンポよく話が進んでいきます。

それに16世紀を舞台にして描かれた作品であるため、複雑な殺人事件などは起きず、カジュアルに読め進めても問題ないのも魅力。

スラスラと読めてしまうのに面白い。ミステリ漫画なのに目新しい点の多い作品が、人気を博している理由の1つでしょう。

2種類の漫画を比較しながら楽しめる

表情豊かなガンガン版

「薬屋のおしごと」は、実は2種類の漫画が出版されている作品です。どちらも連載中であり、内容的にもほぼ同じペースのところまで進んでいます。

どちらも小説版の物語を軸としているので大きな差異はないのすが、それぞれの特徴は以下になります。

・ガンガン版は絵に力を入れている
・サンデー版は話のテンポを意識している

キャラの表情や動きも楽しみたい方はガンガン版、サクッとストーリーを楽しみたい方はサンデー版を読むのが良いと思います。個人的には絵の可愛らしいガンガン版がおすすめです。

また、2種類の漫画が出ているので、2つを同時に読んで違いを楽しむという読み方も面白いと思います。

新しい漫画の楽しみ方を提供している点も、大ヒットの要因の1つなのかもしれません。

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