大学の薬学部は大量の薬物を管理するが、大学に入ってくるものに比べて学内から持ち出される薬物は厳重な管理が行われる。しかし、マウスのような医療廃棄物はチェックが薄いという……
あなたの鼓動を見させて。7話のネタバレ
マンガワン連載「あなたの鼓動を見させて。」の概要
夢中になれるものを探している、薬科大学生・佐和こころ。
運命の実習を境に、事件の幕が上がる――――
衝撃のピュア女子×サイコ・ミステリー!
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7話のネタバレ
大学の薬学部は大量の薬物を管理するが、大学に入ってくるものに比べて学内から持ち出される薬物は厳重な管理が行われる。
しかし、マウスのような医療廃棄物はチェックが薄いという。
マウスに詰められた白い粉を発見したいずきは、この仕組みが利用されてる可能性に気づいた。
マウスから溢れ出した白い粉は覚醒剤ではないかと疑ういずきに対し、くち先輩は「この学校にそんな悪い人はいない」と持ち前の天然さを爆発させる。
白い粉の正体を確かめるため、警察に提出するためのマウスの写真を撮り、その粉を指に少量だけ取った。
そのとき、「ガチャ…」とドアを開く音が部屋に響いた。
誰かが薬剤管理室に入ってきたことに気付き、身を隠して物陰から見てみる2人。
すると、部屋に入ってきた者の正体が薬理学研究室の藤代であることに気付いた。
もしここで姿が見つかればマズいことになると怯えるいずきだったが、その横でくち先輩は物陰から身を出し、藤代の前に姿を表した。
落とし物を探していたと藤代に対して説明する先輩。
その陰でスマホの画面からいずきにこっそり「大丈夫、心配なら人を呼んできて」と指示を出した。
「お気に入りのシャーペンを探してるときカギ部屋を発見し、偶然ナンバーが合ってしまった」
くち先輩は奥の部屋にいた理由を説明し、藤代の目を逸らす。
その隙に移動するいずきだったが、後ろ姿を藤代に見つかってしまう。
マズいと思い急いで部屋から逃げ出すいずき。
しかし、いつのまにか藤代はいずきのスマホを手にしていた。
藤代は「彼女(いずき)はもう戻ってこない」と断言し、その言葉に動揺するくち先輩。
「あのマウスは何でもないモノですよね。この学校には悪い人はいるわけない」
叫ぶくち先輩の言葉を遮るように彼女の上着を引き下げた藤代。
そして、持っていた注射器を肌が露出した首元に突き刺した。
その場で倒れ痙攣するくち先輩。
藤代は「本当は使いたかったんだろ」と意味深な言葉を残した。
捕まったくち先輩の運命は……8話へと続く。
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