トラップヒロイン13話のネタバレ

俺のルームメイト・小日向真は男子。
…なんだが、女子の制服を着て、女子みたいなか細い手足で、女子みたいな声と仕草。

コイツ、本当に男なのか―？

＜回想＞
穂月は中学の時、女子たちから仲間はずれにされていた。
それでも男と付き合えば良いという考え方でいた。
ただ、高校ではうまくやろうと思っていた。
＜回想ここまで＞

水泳対決は無事小日向の勝利で終わった。
しかし水着のスカートが取れてしまい、身動きが取れない。
穂月が小日向の性別を暴き、晒し者にするために仕組んだようだった。

小日向をかばうように前に立つチロダ。
穂月はそんなチロダが気にいらず、なんで邪魔するのと罵倒する。
周りのクラスメートも小日向をかばい、穂月は周りから批判され始める。
と同時に、水泳対決のときに負傷した右足が痛み気を失ってしまう。

溺れかけている穂月を救ったのは、他でもない小日向だった。
自分が泳ぐのが一番早かったから、と小日向は言う。
そして「ボクたちは似た者同士仲良くなれる」とも。

穂月は、そうやって嘘をついて周りを騙す小日向に納得ができない。
そんな穂月に「僕は男だよ」と言う。自分なら穂月のポジションを奪わないし、男友達になれると。
先生が駆けつけてきて穂月を保健室へと運んでいく。
運ばれながら穂月は「嫌い…」と独りごちる。

不穏なセリフをつぶやきつつ「14話」へと続く

(C)十三木考
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