ペンギン・ハイウェイ原作小説のあらすじ&結末、ネタバレ考察を掲載しています。登場人物の紹介や、映画版「ペンギンハイウェイ」の情報も掲載しているので映画を観たあと原作小説との違いを比較する際にもご覧ください。※本記事はネタバレを含むため、ストーリーの核心に迫る情報も掲載しています。
ペンギン・ハイウェイのあらすじと概要
ペンギン・ハイウェイのあらすじ
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした―。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。
登場人物
アオヤマ君
ペンギン・ハイウェイの主人公。小学4年生。
研究とお姉さんとおっぱいが好きで、小学生とは思えないくらい理屈っぽい話し方をする。
興味を持ったことを日々研究しており、自分の街に突如現れたペンギンたちについての調査を始める。
お姉さん
歯科医院の受付をしているお姉さん。
無邪気で明るいが、とらえどころの無い性格をしている。
街に現れたペンギンたちは、お姉さんが生み出しているらしいが目的は不明。
ウチダ君
アオヤマ君の親友。
気弱で自分の意見を出すのに消極的だが、頭が良く宇宙の話題を特に好む。
スズキ君によくからかわれている。
ハマモトさん
アオヤマ君のクラスメートである女の子。
茶色の髪と大きな目が特徴。
自分の意見をハッキリ言うため、周りからも一目置かれている。
チェスが強く、クラスのみんなとよく勝負をしている。
アオヤマくんのことが気になっているらしい。
スズキ君
アオヤマ君を目の敵にする、クラスのガキ大将。
何人かの子分を連れており、本編では度々アオヤマ君に喧嘩を売っている。
ハマモトさんのことが好き。
ペンギン・ハイウェイのネタバレ考察と結末
ペンギンが街に大量発生!
アオヤマ君は、とある郊外の街に住む小学4年生の男の子。
頭がよく努力を怠らず勉強し、毎日ノートを取り、様々なことに興味を持ち調査をしている。
そんなアオヤマ君だが、5月に空き地で大量のペンギンが歩きまわっているという状況に遭遇する。
なぜ自分たちの街にペンギンがいるのかは誰にもわからない。
やがて近所の大人たちがやってきて、子どもたちは追い立てられて学校へと向かわされた。
教室に入ると、当たり前だがペンギンの話でもちきりとなっていた。
アオヤマ君が書いたペンギンのスケッチに、集まってくるクラスメートたち。
怒りっぽいスズキ君は張り合って来るし、クラスでも目立つハマモトさんのように普段話しかけてこない人も興味を持ってくる
ペンギン・ハイウェイ
ペンギンたちがどうなったのか母に聞いてみたら、トラックがやってきて連れて行ったそうだ。
しかし翌日、その運ばれたはずのペンギンたちは輸送中に消えてしまったらしい。
そしてペンギンたちは、それから何度も街へと出現することになる。
ペンギンたちが海から陸に上がる際に、決まったルートをたどるらしく、それを「ペンギン・ハイウェイ」と呼ぶのだという。
アオヤマ君はその言葉を気に入り、ペンギンの出現についての研究を進めるようになった。
夜になり「海辺のカフェ」へ行き、歯科医院のお姉さんとチェスをする。
チェスをしながらペンギンについて話す2人は、ペンギンは宇宙から来ただの突飛な推測をする。
ペンギンと缶
日曜日になりクラスのウチダ君と、給水塔の後ろにある森へと探索に行った。
森に入ろうとすると、小道からペンギンが大量に出てきている。これがペンギン・ハイウェイかもしれないと、アオヤマ君は興奮する。
ペンギンたちが歩いてきている方向をどんどん進んでいくと、次第にペンギンの数が少なくなってペンギン・ハイウェイが途切れてしまった。
あきらめきれず地図を開いて作戦を練っていると、そこへスズキ君とその仲間たちがやってきた。
歯医者で嘘を教えて泣かされたことを根に持っており、復讐するためにこちらへ来たのだ。
バス停横の自動販売機に「処刑」ということで縛り付けられたアオヤマ君だったが、助けを待っているとバス停の待合室からお姉さんが出てきた。
紐を解いてもらったあと、お姉さんがアオヤマ君の乳歯が抜けそうなことに気づき、抜いてあげようと提案する。
お姉さんは、アオヤマ君の気をそらすためにコーラの缶を上空へ放り投げる。
すると、その缶はみるみるうちにペンギンへと変身し地面へと落ちてきた。
ペンギンの大量発生にお姉さんが関係しているかもしれないことに気づくが、謎は深まるばかり……。
ペンギンとお姉さん
次の日曜日、アオヤマ君はペンギンの謎を解くためにお姉さんに会いに行った。
空き瓶やボール、クッションなどコーラの缶以外でもペンギンに変身するのか、実験をすることにした。
しかしその日はどれを投げてもペンギンにはならず、コーラの缶を投げてもらってもダメだった。
お姉さんいわく、気分によってできる日とできない日があるらしく、今日はできない日ということのようだ。
アオヤマ君は、ペンギンの発生条件を再び考え直すことにした。
休みが明けて放課後、アオヤマ君はウチダ君と図書館へ行くことにした。
そこでクラスメート女の子であるハマモトさんと出会い、彼女が海洋学の本を持っていることに気付いた。
アオヤマ君はペンギン・ハイウェイの研究について、「お姉さん」と「ペンギン」の2つに分けて考えていた。
お姉さんが好きだったから、ついついお姉さんの研究ばかり考えてしまっていたが、問題の本質であるペンギンについてもっと調べないといけないと思った。
ペンギンを飼う
ウチダ君は、アオヤマ君の真似をしてペンギンの研究を始めたのだという。
そして自宅でペンギンを飼い始めたらしく、アオヤマ君はウチダ君の家のペンギンを見に行くことにした。
ペンギンは、ウチダ君のマンションの屋上で飼っているらしい。
普通のペンギンと違い、餌を一切食べないのだという。生物が活動するためにはエネルギーが必要で、このペンギンはものを食べないのに一体どこからエネルギーを得ているのだろうと不思議に思うアオヤマ君。
ある日、ウチダ君が遠くにいる友達にペンギンを見せてあげたいと言い出した。
電車を乗り継いで1時間以上のところに友達は住んでいるようなので、ペンギンを犬用ゲージに入れて電車で運ぶことにする。
電車にしばらく乗っていると、ペンギンがぐったりしていることに気付く。
途中で電車を下りて様子を見ると、ペンギンは竜巻のような風を起こしてコーラの缶に戻ってしまった。
トラックで運ばれていたペンギンが消えてしまったように蒸発したのだ。
お姉さんの能力
ウチダ君のペンギンが蒸発してしばらく経ち、お姉さんからペンギンが出せそうだから実験しようと連絡があった。
しかし、空き缶を何度投げてもペンギンに変身しない。
おかしいと話しながらお姉さんが傘をくるくる回すと、そこから突然植物が生えてきて、傘が植物だらけになった。
そして、雲の切れ間から日光がさしてくると、今度は植物の実がペンギンたちへと変身して地面へと落ちてきた。
アオヤマ君は、
・太陽の光がある時はペンギンが生まれる
・太陽の光がない時は、ペンギン以外の何かが生まれる
と仮説を立てた。
草原の「海」
ウチダ君と下校中、ケーキ屋によるとハマモトさんに遭遇した。
ハマモトさんは、研究していることで相談したいと言い、研究内容は「海」についてなのだという。
ハマモトさんに連れられて森の奥に入っていくと、草原に直径5メートルくらいの大きくて透明な球体を見つけた。
この球体をハマモトさんは「海」と命名しており、今まさに研究中なのだ。
球体は、大きくなったり小さくなったりするらしく、大きくなる期間が続くと突然球体からビー玉みたいな球体が飛び出てくるらしい。
シロナガスクジラ
「海」のことを教えてもらってから、ハマモトさんはアオヤマ君たちの探検にも一緒についてくるようになった。
探検の内容は川の源流を探すこと、つまり川がどこから来ているのかを突き止めることだ。
この川は地図にも載っていないため、アオヤマ君が源流を突き止めることはたいへん重要なのだ。
探検をしている最中、川をとても大きな白い魚が泳いでいくのを見かける。
小さな川に生息するにはあまりにも大きいため、不思議に思う3人。
数日経って、お姉さんから電話がかかってくる。
アオヤマ君がお姉さんに話した仮説「ペンギン以外のものを生み出せば体調が良くなる」というのが本当かもしれないということだった。
試しに何を生み出したのかと聞くと、シロナガスクジラを作ったのだという。
数日前に川で見かけた魚は、お姉さんの生み出したシロナガスクジラだったのだ。
探査機の行方
アオヤマ君たちは、「海」にものを入れるとどうなるかの実験として、レゴブロックで作った探査機を入れようとしていた。
タコ糸を付けて球体に探査機を投げ入れると、すごい勢いで吸い込まれ探査機は消滅してしまった。
そして「海」はプロミネンス(球体からチューブみたいなものが出てきて、小さな球体がいくつも生み出される現象)を起こし、「海」の子どもを生み出す。
雷が鳴りはじめ草原から逃げようとしていると、ハマモトさんが「海」の周りにペンギンが出現しているのを見つける。
ペンギンたちはどこからやってきたのだろうか。
夏祭り
夏休みを目前にし、アオヤマ君とハマモトさんが夏祭りの話をしていると、スズキ君が「ラブラブだ」といつものようにからかってきた。
するとハマモトさんは、ラブラブだが文句あるかと言い返した。言わせておくとうるさいから、嘘を言ったのだという。
スズキ君は落ち込んで教室から出ていった。
ウチダ君に聞くところによると、スズキ君はハマモトさんのことが好きらしい。
夏祭り当日、ウチダ君と歩いているとスズキ君たちがちょっかいを出してきた。
そこへお姉さんがやってきてアオヤマ君の味方をして、スズキ君の撃退に成功する。
そしてスズキ君はハマモトさんが好きで、仲良くしているアオヤマ君が気に入らないからちょっかいを出してくるのだとお姉さんから教えられる。
スズキ君の不思議な体験
いつものように「海」のある草原で集まって研究をしていると、スズキ君たちがやってくる。
夏祭りの復讐でのしかかってくるが、そこへお姉さんが現れてペンギンを突撃させて助けてくれる。
スズキ君は他の2人を置いて一目散に逃げ出した。他の2人もつられて逃げていく。
お姉さんがアオヤマ君たちの元にやってくるが、ハマモトさんはお姉さんのことを恋敵のように睨みつけている。
しばらくして、夏休みの登校日。
スズキ君の様子がおかしく、ずっと上の空でいつものわんぱくさが欠片も感じられない。
それから数日後、いつもの草原にスズキ君が1人でやってきた。
前にペンギンたちに突撃された日、不思議な出来事が起きてその話をしにきたようだ。
ペンギンに突撃されたあと、逃げた先でプロミネンスで分裂した球体に飲み込まれたスズキ君。
目を開けると周りからは誰もいなくなっていて、森を抜けて自分の家へ戻ると自分に似た男の子が出てくるのを見つけた。
時間を見ても夕方だったはずなのに、まだ昼過ぎだったということだった。
スズキ君はどうやら、「海」をくぐってタイムトラベルをしてしまったようだった。
存在してはいけない草原
街では謎の生物が目撃されることが多くなった。
そして、お姉さんはペンギンを出すたびに体調を崩していた。
この2つはなにか関連性があるかもしれないと、アオヤマ君は考え始める。
ハマモトさんの記録している「海」の拡大・縮小のグラフを見せてもらうと、お姉さんの体調の変化と連動していることがわかった。
海が拡大するとお姉さんの体調も良くなる、一方で縮小すると体調も悪くなる。
アオヤマ君とウチダ君が川の探検をしていると、ようやく源流の位置が特定できた。
しかし不思議なことに、源流はあの「海」がある草原だった。
以前スズキ君たちが草原に来た時のことを思い出すと、彼らは川下を探していたら草原にたどり着いたと言っていた。
源流である川上と川下が一緒の位置なのはおかしい。
この草原は本来存在してはいけない、この世界のものではない場所なのだと仮説を立てる。
海辺の街
お姉さんが育ったという海辺の街へと行くことにした、アオヤマ君とお姉さん。
電車に乗ってしばらくすると、お姉さんの体調がどんどん悪くなっていく。
以前ウチダ君のペンギンが電車に乗っていて、ぐったりして最後には消滅してしまったことを思い出す。
海辺の街へ行くことは諦め、戻ることにする2人。
帰りながら、お姉さんはジャバウォックを夜な夜な無意識で生み出していると話す。
ジャバウォックとは、シロナガスクジラの胴体にコウモリの羽が生えて、人間のような手足をしている謎の生き物のことだ。
アオヤマ君は、以前森に行った時ウチダ君と一緒に、ジャバウォックがペンギンを食べてしまったのを目撃している。
ペンギンとジャバウォックの両方がお姉さんから生み出されていて、その2匹が敵対している理由とは……。
ジャバウォック
新学期が始まり、学校ではスズキ君たちが謎の生物を捕まえたことで騒ぎになっていた。
その生物を見ると、それはジャバウォックだった。
スズキ君はどうやらアオヤマ君たちの研究についても話してしまったようで、翌日から大学の調査隊が「海」のある森へと入っていく。
そして、森は立ち入り禁止となってしまった。調査隊は「海」をすでに発見しているようだ。
夕方になり、監視の目をかいくぐって森へと侵入するアオヤマ君たち。
「海」は過去最大の大きさで、草原を覆い尽くすくらいにまで拡大していた。
海の正体について考えていると調査隊に見つかって、3人は追い出されてしまう。
お姉さんの正体
熱を出して寝込んでしまったアオヤマ君。
夢でうなされて目をさますと、お姉さんがお見舞いに来てくれていた。
そして、自分は人間ではないとお姉さんは言い残して帰っていく。
翌朝学校に行くと、調査隊に事故があり行方不明になっているという話を聞かされた。
助けに行くにはお姉さんに会う必要があるため、みんなで学校を抜け出すことにする。
街は避難勧告が出ていて、人の気配が無い。
海辺のカフェに行くと、お姉さんが1人だけでいた。
お姉さんに自分の仮説を話すアオヤマ君。
「海」は物体ではなく世界の穴、要するにバグみたいなものであること。
ペンギンたちはその穴を修理していること。
お姉さんは「海」からエネルギーを受けており、穴が修理されて「海」が小さくなるとお姉さんの具合も悪くなること。
調査隊を助けるためには「海」を壊す必要がある。
そして、壊すためにはお姉さんの力が必要なのだ。
「海」の中
街中のペンギンたちを集めて、「海」の中へ飛び込む2人。
しばらく探していると調査隊を発見する。
助けるために世界の穴である「海」をペンギンたちを使って修理する必要があるが、完全に修理してしまうとおそらくお姉さんは消えてしまう。
「海」を少しだけ残して修理することはできないかと言うアオヤマ君に、うまくいくかわからないというお姉さん。
そして、ペンギンたちが「海」を壊す……。
エピローグ
街に散らばった「海」の残骸をペンギンたちが壊していき、お姉さんとの別れの時間も近づいてくる。
海辺のカフェで最後の時間を過ごす2人。
時間になり海辺のカフェを出て、初めてペンギンが現れた空き地で、お姉さんは手を振った。そして、ペンギンが消えるようにお姉さんも消えた。
アオヤマ君は世界の果てに行くため、日々過去の自分を上回るように精進することに決めた。
世界の果てはペンギン・ハイウェイを辿っていけばいけると信じていて、そこに行けばお姉さんにまた会えるような気がしている。
お姉さんに会えたら、どれだけ好きだったかを伝えると決意して話は終わる。
1分でわかる!ペンギン・ハイウェイの注目ポイント
ペンギンはお姉さんが作り出している
街に突然現れたペンギンたちは、実はお姉さんが作り出していた。
目的は草原に現れた「海」を壊し、世界を正常にすること。
ジャバウォックもお姉さんが生み出している
ペンギンたちを食べてしまう、天敵のジャバウォックもお姉さんが無意識に生み出していた。
ちなみにジャバウォックの見た目は、シロナガスクジラの胴体にコウモリみたいな羽が付いており、手足は人間に似ているという中々にグロテスクなもの。
草原の「海」は世界の歪みである
草原に現れた透明な球体、通称「海」はこの世に存在してはいけない世界の歪みである。
放置しているとどんどん大きくなり、この世界を飲み込んでしまう恐れがある。
ペンギンたちが「海」を壊すのは、実はこの世界にとっては歪みを「直している」という行為に当たる。
お姉さんは人間ではない
ペンギンやジャバウォックを生み出す存在であるお姉さんは、人間ではない。
ただし両親や、昔住んでいた海辺の街の記憶もあり、自分が何なのか自身でもわかっていない様子。
お姉さんは草原の「海」からエネルギーを得ており、お姉さんの体調も「海」の大きさに依存する。
だから、ペンギンを生み出すとそのペンギンたちが「海」を壊し縮小するため、お姉さんの体調は悪くなる。
一方でジャバウォックを生み出すと、「海」を壊すペンギンたちを食べてくれるため、「海」が縮小せずお姉さんの体調は良くなる。
「海」を壊すとお姉さんも消える
ラストでお姉さん率いるペンギン軍団は、海を完全に破壊する。
そして海の欠片をペンギンたちが壊し終わったあと、お姉さんは別れを告げ消え去った。
草原の「海」はどうやって現れたのか。
お姉さんはどうやって生まれたのか。
「海」からエネルギーを得ているはずのお姉さんが、なぜ「海」を破壊する力を持っているのか。
これらの謎は、本編では明かされていない。
アオヤマくんの、これからの長い長い研究テーマとなるのだ。
ペンギン・ハイウェイ映画版の情報
映画版の概要
上映日
2018/8/17(金)
キャスト
北香那:アオヤマ君
蒼井優:お姉さん
釘宮理恵:ウチダ君
潘めぐみ:ハマモトさん
福井美樹:スズキ君
映画版のあらすじ
夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅 地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか……。ペンギンヘの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。
「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」
公式サイトより:
http://penguin-highway.com/