あなたの鼓動を見させて。11話のネタバレ
マンガワン連載「あなたの鼓動を見させて。」の概要
夢中になれるものを探している、薬科大学生・佐和こころ。
運命の実習を境に、事件の幕が上がる――――
衝撃のピュア女子×サイコ・ミステリー！
これまでのネタバレ
11話のネタバレ
警察に駆け込んだ、いずきだったが事件性は微妙と処理されてしまう。
くち先輩の失踪については親から捜索願が出ているわけでもなく、また「マウスに薬を詰めているのは防腐剤であり、学園祭の演出に使う」という届け出を大学が提出しており、先手を打たれてしまっていた。
しかしいずきは、あのマウスに注入されていたのは明らかに防腐剤ではないと確信していた。あのマウスの目の血走り具合は異常だと。
その時、いずきが持ち込んだ「白い粉」の鑑定結果が出た。違法薬物であると溶液が青くなるのだが、色が変わらなかったため違法薬物ではないとの鑑定結果が返ってきたのだ。
これでは警察は動けないが、そんなに心配なら大学の人を呼ぶかと聞かれ、いずきは慌てて拒否する。「大学の人」はこの陰謀に関わっている可能性が高く、呼ばれてしまったらいずきがあの夜あの場所にいたこともバレてしまう。
警察がダメだったため、置いてきてしまった携帯電話の遠隔ロックや解約をしようとするが、契約者である父親の同意が必要になるとのこと。
緊急の事件性があるならば、警察に相談したほうがいいのではないかと言われてしまう始末。
必死になっているのは自分だけで「私がおかしいの…？」といずきは追い込まれていってしまう。
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創薬研究室の三河島スイは薬「ヤブガラシ」の研究を進めている院生で、薬理学研究室に薬を横流ししている。
そして、薬理学研究室は実験動物の死骸に薬を詰め込み売りさばいている。要するに運び屋のようなことをやっているのだ。
薬理学研究室のコージは、あのとき羽鳥くち（くち先輩）と一緒にいた学生が誰なのかを突き止めようとしており、土浦先生の授業で罠をしかけた（※10話参照）
重要な授業があると全生徒に告知し、授業を欠席した学生が4人いてその中で羽鳥くちと繋がりのあった3年生の2人が怪しいというところまで絞り込めている。
1人は木村赤龍王という女子生徒で、羽鳥くちとは高校が一緒。
もう1人は綾瀬いずき。
コージは2人の住所まで控えて、特定を進めているようだ。
そんなコージの報告を聞き、三河島スイは「要件はそれだけじゃないんだろう？」と言う。
コージはマウスに投与する薬を切らしてしまったから、追加で分けてほしいと相談する。
「マウスの食欲が思ったよりも上がらない」のだという。
おびただしい数のマウスが何か人の形をしたものに群がり、食べている様子が描かれている。
少し前の話で、羽鳥くちがマウスの大量にいる部屋に放り込まれた描写があったが、それと関係がある可能性が高い。
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部屋で怯えるいずきだが、母親に呼ばれて扉を開ける。
前にも泊まりに来てくれた「すっごくおとなしそうな」友達がお見舞いに来てくれているとのことだ。
こころが来てくれたところで12話へと続く。
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