役作りのやり方を阿良也に聞くことにした夜凪。
阿良也を探しに行こうとすると、ちょうど戻ってきた阿良也と出くわして、しかも夜凪を探していたのだという。なぜかビショビショになっており、理由を聞くとジョバンニについて悩んでいたと意味不明な発言をする阿良也。役作りのやり方なら教えると阿良也は言うが、その代わり夜凪の家に行ってもいいかと迫る……
アクタージュ31話のネタバレ
週刊少年ジャンプ連載「アクタージュ act-age」の概要
大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。
未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!!
これまでのネタバレ
30話までのあらすじ
「銀河鉄道の夜」の台本読みを開始することにした夜凪。
カムパネルラの役を理解するためにも、朝まで何度も読み込んだ。
翌日、メンバーで集まり台本の読み合わせを行った。
台本の流れ通りに話を進めていき、阿良也はすでにジョバンニの役柄をモノしつつあった。
しかし本人としては、まだまだ足りないようだった。
ジョバンニなるためには何を喰らえば良いのか。
役作りで悩み橋から飛び降りた川で、阿良也は夜凪を喰らう必要があると気付く。
「ジョバンニの臭い」がする夜凪のことを……。
徹底した役作りで夜凪の身に危険が迫る……!?
31話のネタバレ
役作りのやり方を阿良也に聞くことにした夜凪。
阿良也を探しに行こうとすると、ちょうど戻ってきた阿良也と出くわして、しかも夜凪を探していたのだという。
なぜかビショビショになっており、理由を聞くとジョバンニについて悩んでいたと意味不明な発言をする阿良也。
役作りのやり方なら教えると阿良也は言うが、その代わり夜凪の家に行ってもいいかと迫る。
ジョバンニを夜凪から教わりたいと、またしても意味不明なことを言う。
一緒にいたアキラは助けを求められ、仕方なく一緒に付いていくことにする。
—————-
夜凪の家に3人で向かい、ルイとレイが寝静まったあと夕ご飯を食べている。
夜凪が阿良也に、本当に役作りを教えてくれるのかと聞くと、もちろんと返してくる。
そこで、突然「弟妹のことを疎ましく思ったことはあるか」と聞いてくる阿良也。
夜凪がぽかんとしていると、阿良也はこの家からは大人の臭いがしないと言う。
まだ10代なのに、弟妹のせいで大人であることを強いられているのではないかと。
自分の感情に正直であることは役者の条件である、と言う阿良也は夜凪によく思い出すよう畳み掛ける。
本当は弟妹なんていなければよかった、と思った日もあるのではないかと。
アキラはそれを見かねて、なんのつもりかと阿良也の胸ぐらを掴む。
人の気持ちがわからないのかと言われ、しかし阿良也は冷静に、アキラは自分の気持ちをわかっているのかと返す。
すると夜凪は、そういう日もあったかもしれないとぽつぽつ話し始める。
母親が死んで、それでも明るくいる必要があったから、毎日映画を観て楽しい気持ちを思い出そうとしていた。
現実ではこんなに辛いのに、一方で映画の世界のみんなは幸せそうで。
ずっと映画の世界にいたいと思って、弟妹や母親のことなど現実をすべて忘れて映画の世界に逃げたいと思っていたことがあった。
そして、1人沈んでしまっていた世界から自分を引き上げてくれたのも弟妹(ルイとレイ)だった。
自分を弟妹が救ってくれたのだと、夜凪は言う。
それを聞いて、阿良也は突然涙を流し始める。
ジョバンニが母を疎ましく感じているかと思いきや、実は母親に救われていたのだと、夜凪の話を聞いて気付いたのだ。
阿良也はジョバンニに少し近づけたとお礼を言い、帰っていく。
外は雨が振り始め、徐々に雨足が強まって来ている。
阿良也が帰って、夕食の皿を洗うアキラ。
阿良也は夜凪の感情を自分の血肉とした。文字通り、喰らったのだ。
自分の感情は自分のものだけだと思っていたが、夜凪は阿良也のそれを目の当たりにしてすっかり自信を失くしてしまう。
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雨の中びしょ濡れになりながら歩く阿良也だったが、ふとすれ違った女性を振り返る。
何の臭いもしなかったのに、すれ違った瞬間強烈な臭いを放ったのだ。
しばらくして、夜凪の家の扉がノックされる。
開けるとそこにいたのは、スーツケースを持った千世子だった。
そして、なんの脈絡もなく泊めてくれとお願いされ、夜凪の家に泊まることになる。
雨の中突然訪れた千世子……！32話へと続く。
これまでのネタバレ
続きの話のネタバレ
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