朝に、薬理学研究室の窓にかかっている鉄格子のネジを抜き取っているこころ。
何度も通って抜き取った成果もあり、もう少しで鉄格子を外し中へと侵入できるまでになってきた。
こころは、これで夏川のための麻酔を入手できると満足げな表情を浮かべる……
あなたの鼓動を見させて。13話のネタバレ
マンガワン連載「あなたの鼓動を見させて。」の概要
夢中になれるものを探している、薬科大学生・佐和こころ。
運命の実習を境に、事件の幕が上がる――――
衝撃のピュア女子×サイコ・ミステリー!
これまでのネタバレ
13話のネタバレ
早朝に、薬理学研究室の窓にかかっている鉄格子のネジを抜き取っているこころ。
何度も通って抜き取った成果もあり、もう少しで鉄格子を外し中へと侵入できるまでになってきた。
こころは、これで夏川のための麻酔を入手できると満足げな表情を浮かべる。
薬理学研究室の授業に出ているいずきは、藤代も授業のサポートに出ていることを確認する。
自分の姿を見ているかもしれない可能性を捨てきれないため、警戒するいずき。
いずきは、こころにメモを渡しこの通りに動いてほしいと伝える。
すると藤代がやってきて、いずきを見定めするように見下す。そしていずきのスマホをあえて目につく位置に出した。
藤代は確実に、薬剤管理室に侵入したのが誰かをあぶりだそうとしているのだと気付く。
一方で、そうやって揺さぶりをかけてくるということは、誰が侵入したのかをまだ特定できずにいるということだ。
その間に、薬の密売グループの実態や、くち先輩の安否はどうなったのかなど暴き出すと決意するいずき。
そして、こころへ指示したプランを進める。
とある生徒が「白い粉」が床に散らばっている、と土浦先生へと伝える。
実際それは食塩なのだが、その言葉に誰が過剰に反応するかをいずきは観察していたのだ。
反応していずきを見たのは、土浦先生と藤代の2名のみ。
つまり、薬理学研究室すべてがグルなのではなく、一部の人間が秘密裏に動いている可能性が高い。
してやられた藤代は悔しそうに歯ぎしりをする……。
————-
薬剤管理室では、大学院生たちが薬品をしまっている。
異臭がすることに気付いた院生たちは、腐乱したカラスの死骸を発見する。この死骸は以前こころが侵入した時に放置したものだった。
臭いがキツく薬品に移るかもしれないと、窓を開けて換気する院生たち。
鉄格子もついているし開けっ放しでも大丈夫だろうと、そのまま部屋をあとにする。
そして……翌日の早朝こころがついに鉄格子を外し侵入を始める。
このままあっさりと薬を盗み出せるのか……?14話へと続く
これまでのネタバレ
続きの話のネタバレ
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。